痛覚低下,記憶障害,幻覚

食事制限とアラキドン酸不足の可能性

中高年層になると生活習慣病にメタボリックシンドロームなどの症状をお持ちの方が多くなり、みなさん健康のために食生活の改善を心がけています。
また若い女性の中には、痩せたいという気持ちが強いために、あまりにも極端な食事制限を行っている方も多く、健康被害が報告されています。
健康になるためのダイエットも、痩せるためのダイエットも、栄養のバランスをよく考えずに食事制限を行えば、生命活動に必要な栄養素を体内で活用できず様々な健康被害が起こります。

最近注目されているアラキドン酸は主に肉類などに多く含まれていますが、肉類というと、生活習慣病の方もメタボリックシンドロームの方も、ダイエット中の方も避ける傾向にあるようです。
やはり脂質が多いということがネックになると思うのですが、肉類に含まれるアラキドン酸が不足することによっておこる症状を理解してほしいのです。

食事ができない状態が継続すると、頭がぼーっとしてきます。
思考能力が低下し判断力も下がってきます
物事をしっかり考えられなくなるのです。
肉類などに含まれているアラキドン酸は脳細胞にもたくさん含まれており、情報伝達に深い関係があります。
アラキドン酸が体内で足りている状態であれば、細胞膜を柔らかく、情報を伝達しやすくしてくれていますが、足りない状態では情報伝達に支障が起こります。
食事制限が必要という方も、栄養バランスのとれた食事を心がけ生命活動に必要な成分が足りないという事がないようにしていく必要があります。